山中湖平野 ゆいの広場ひらり (北工区)

Common Space HIRARI (North Area)

世界遺産・富士山の構成資産である山中湖の畔、山中湖村平野交差点周辺の再整備プロジェクトである。地域の助け合いの文化である“結(ゆい)の文化”を色濃く残す平野地区の中心部の再整備では、そのコンセプトを“地域のコミュニティをつなぐ 結のひろば”とし、富士急のバスターミナルを挟んで南北にある2つの古民家とその敷地の全体を一体的に改修する計画とした。

北工区では、空き家となっていた平野屋古民家(主屋と長屋門)を改修した。江戸末期または明治初期に建てられたと推測される主屋は、健全に保たれていた既存の骨組みをそのまま活かして、地域の活動や来訪者の応接に使えるコミュニティ施設として再生した。長屋門には、施設の管理機能のほか、打合せスペースや公共トイレを配置している。

2017年7月に先行してオープンした北工区に続き、2018年3月には富士急のバスターミナルがオープンし、スポーツ合宿の盛んな平野地区で多くの来訪者を受け入れている。

所在地
山梨県南都留郡山中湖村
計画・基本設計・デザイン監理
EAU (崎谷浩一郎, 安仁屋宗太, 田中毅) + 文化財保存計画協会
実施設計・現場監理
馬場設計 + アルケドアティス
施工
富士急建設
全体監修
山中湖村デザイン戦略会議 (委員長 : 中井祐 (東京大学))

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