浅草寺雷門前で実施した社会実験プロジェクト。商店街アーケードと道路空間を繋ぐ装置として、アーケードとパークレットを組み合わせた「パーケード」をコンセプトに取り組んだ。将来的に雷門通りの車道部分を歩行者空間に転用し、より来訪者にとって魅力的な街へ変えていくための第一歩となることから、限られた供用期間でありながら空間の質にも注意を払い、地道な調整によって実現した。
空間全体や家具の設計・施工は国士舘大学西村研究室、EAUは土台部分の設計・施工および研究室への設計アドバイスを担当した。土台部分は徹底したユニット化を心掛け、コストを抑えながら短期間で施工できること、実験終了後も再利用できることを目指して設計した。実際に西村研究室の別社会実験で使用された他、大学内の家具としても利用されている。